【なぜ政治家を目指したのか】
医師としてのピークは40代と言われています。実際に私自身も目が見えづらくなってきたり、体力が落ちてきたと感じることが増え、これからの人生を考えることが多くなり、今後を考えて医師以外の資格試験を受験したりもしていました。人生100年時代といわれるちょうど折り返し地点のタイミングでのことです。
そんなとき、たまたま大学時代の同期から政治の話を聞く機会があり「政治家も自分の経験を生かせる良い仕事」だと思いました。ちょうど世はコロナ禍ど真ん中でしたが、保険医療機関なのに美容外科を標榜しているだけで蚊帳の外に置かれ、無力感と疎外感を感じながら忸怩(じくじ)たる思いをしていたので、なおさら医療を外から変えたいという気持ちが強かったのかもしれません。
その後も少しでもコロナ禍に貢献したいという気持ちから、首都圏各地の新型コロナウイルスの大規模ワクチン接種で問診担当医師として勤務したりしましたが、その時に感じたことは行政はかなりコスト感覚がずれているということでした。かなり高額で医師や看護師を集め、それ以外の人材も余るほど集めて運営している姿に、本当にここまでの体制が必要なのか、もっと税金を効果的に使えたのではないかという疑問を強く感じました。また、この大規模接種会場で高額の報酬が得られるため、一般病院でのコロナ治療に疲弊してしまった医療従事者が続々退職して、ワクチン関連のバイトで生活するという逆転現象まで起きてしまったことはとても大きな問題だと思いました。
もし医師として現場をよく知る私が国政・県政に関わっていれば、もっと効率的に運用ができたのではないか、もっと迅速に的確な判断ができたのではないかと思ったことが政治家を目指すことを決めた最も大きな理由です。医師として人生を全うするのも1つの選択肢ではありましたが、医師以外の資格も複数持っており幅広い分野に深い知識を有する今の私ならば、医師兼政治家として活動すれば今より社会に貢献できるのではないかと信じています。
よろしくお願いいたします。

【略歴】
1973年(昭和48年)11月2日
東京都北区生まれ 49歳
1986年 柏市立高田小学校卒業
1989年 柏市立柏第五中学校卒業
1992年 千葉県立東葛飾高等学校卒業
1999年 産業医科大学医学部医学科卒業
1999年 産業医学基本講座終了
 産業医科大学 麻酔科学教室  
 安城更生病院 麻酔科・高度救命救急センター
 江戸川病院 救急センター長・ICU副部長
 北茨城市立総合病院 麻酔救急科部長・医局長
 などを歴任(-2011年までの12年間)
 その後、大手美容外科に所属し、自由診療(主に美容外科・美容皮膚科)を学ぶ
2016年 キルシェクリニック開院
2019年 医療法人化に伴い理事長就任
現在に至る

【趣味】
サーキット走行
(袖ヶ浦FRWライセンス所持、1分25秒くらいで走ります)
旅行
(とくに北海道と台湾が大好きです)
マンガとアニメ
(俺ガイル・よう実など学園ものと頭文字D・MFゴーストなど車もの中心)
食べ歩き
(B級グルメ大好き、煮干しラーメンは全国食べ歩きます)
水曜どうでしょう藩士
(ハナタレ・いばらの森などNACKS全般が好きです)
動物園巡り
(中でもペンギンなど鳥が好き、ほんとは鷹匠になりたい)

【取得資格
医師
行政書士
宅地建物取引士
測量士補
麻酔科標榜医(厚生労働大臣許可)
日本麻酔科学会認定医・指導医
日本専門医機構麻酔科専門医
産業医(産業医学ディプロマ)
古物免許(自動車商)
JAF四輪自動車A級ライセンス
PADIレスキューダイバー
電話級アマチュア無線技士

麻酔科医としては心臓血管外科手術の麻酔が専門で、執刀医に呼ばれて全国各地の病院で麻酔を担当していました。緊急性も難易度も高い麻酔のため担当できる麻酔科医が少なく、私ひとりで24時間365日緊急手術に対応できるようオンコール待機していた時期も長くありました。家族で外食中に行き、注文をした直後に緊急手術の呼び出しがあり、子供が泣く中で申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら病院に駆けつけたことも一度や二度ではありません。そういった医療従事者ならではの辛さもたくさん経験してきました。
麻酔科は外科系全科の手術を担当し、新生児から高齢者まで幅広く担当しますので、病気について・人のカラダについて一番詳しい科と言っても過言ではありません。その中で全医師の約1%しかいない日本麻酔科学会指導医の資格が取れるくらいの経験があり、その知識と経験を生かして救命救急医としても勤務し、救急センター長として地域の救急医療を守ってきたこともあります。へき地と呼ばれる医療体制が恵まれていない地域での勤務経験もありますので、地方の医療の現状についても詳しいです。そして、JICA(国際協力機構)の海外災害時緊急派遣医師の研修も受けていますので、万が一の災害時にも医師兼政治家として活動ができるのは大きな強みだと思っています。
その後、美容外科に転向しました。いきなり美容外科に転向するのは抵抗がありましたが、保険診療(いわゆる一般的な病院で保険証を使って病気を治療すること)だけで完結できない治療がガン治療などを中心にどんどん増えてきており、保険診療と自由診療(全額自分の費用負担で治療を受けること)の両方を知っておく必要性を強く感じたこと、そして毎年のように美容外科で起きていた死亡事故のほとんどが麻酔事故ということを知り、私の麻酔科医としてのキャリアを生かせれば残念な事故が1つでも減らせるのではないかと思ったことが大きな理由です。美容外科では高い麻酔の技術を生かして脂肪吸引と呼ばれる最も難易度が高いと言われる治療と、社会貢献の一環としての刺青除去の治療をメインに行っていますので、一般的なキラキラしているイメージの美容外科とは全く違うクリニックかもしれません。
医師として、麻酔科専門医としての矜持を持ち、日々患者さんに向き合っています。

医師の他にも行政書士として開業しており、医療法人化の書類作成、自動車の登録業務、尊厳死の書面作成などを中心として業務を引き受けており、英語や中国語がある程度話せることを生かして外国人の入管対応などもお手伝いしています。特に尊厳死の書面作成については現状のものでは主治医が困ってしまい結果として活用されない可能性が高いのは明らかであり、医師兼行政書士の強みを生かして実際に尊厳死の書類が必要とされる場面で有効に活用できるような内容のものを、依頼者に医療の話を詳しく説明しながら作成しています。

趣味は主にクルマとアニメやマンガです。クルマについては趣味が高じて中古車販売業を開業し、もうすぐ17年になります。国内A級ライセンスを持っておりサーキットも走っていますが、頭の中を整理しながらのんびりドライブに行く方が好きです。アニメやマンガも昔から大好きで、今も単行本を買い、TVを録画して見ています。クルマ関係(今だとMFゴースト)だけでなく学園もの(俺ガイル・よう実・クオリディアコード・青ブタなど)も好きです。旅行では北海道と台湾が好きでよく行き、中国語も英語と同じくらい旅先で困らない程度には話せるようになりました。その縁からTEAM NACKSが好きになり、水曜どうでしょう藩士として聖地巡礼などもしています。旅先でおいしい煮干しラーメン屋さんやカレー屋さん、地元の名物などを食べ歩くことも楽しみにしています。動物も大好きで、今も犬2頭と一緒に暮らしています。動物園は1日いても飽きないくらい好きで、特にペンギンが好きです。

政治のこと、日常生活でお困りのことはもちろんのこと、私の趣味についても気軽に話しかけていただけると嬉しいです。